大学の頃、校舎に咲く桜の木の下で私は彼と出会い付き合った。
人見知りで友達が少なかった彼は学校の日も休みの日もほとんどの時間を私と過ごした。
友達が多かった私にはそんな彼が少し重く、段々くだらない事でもイライラするようになり、ある日喧嘩の勢いで彼を振った。
彼と別れてから私は沢山の友達と遊んび、そして何人かとお付き合いもした。
でもいくら時が経って誰かと付き合っても心の何処かで彼を忘れらるなかった。
私は離れてからようやく彼の存在の大切さに気がつき、彼の元へ行き、当時の事を誤った。もう喧嘩の理由も覚えていない。ただ"彼が重いもっと自由でいたい"そんな身勝手さで彼の良い所が見えなくなっていた。もう一度やり直したかった。だがもう彼の目に映るのは私ではなく別のものだった。
彼と別れてもう何年も経った。今でも桜を見ると彼を思い出し涙を流す。私の人生で貴方が最愛の人でした。
written by ピヨ
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