すれちがい。楽しかった両片想い。

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私の好きだった彼は頭が良くて、スポーツ万能な文武両道な人でした。また彼とは2年間同じクラスでした。
私と彼は出席番号が同じだったので4月は必ず隣の席でした。2年生の時は彼には彼女がいたし、仲のいい友達としか思っていませんでした。しかしあまりに仲がよく距離が近かったのでしょうか?周りから両想いなのではないかと噂をたてられました。私は正直友だちとしか思ってなかったけれど、彼の仲良しのBくんから「彼は私ちゃんのことが好きなんだって」と言われたり彼と同じ部活の人からも「絶対彼は私ちゃんのことすきだよ」と言われたりして、気になりはじめました。3年生の夏休みにはいりお互い受験生だったので勉強漬けの毎日。当然会えませんでした。そこで初めてあ、好きかもしれないと思いました。小学生の時のことがトラウマで茶化されるのが嫌だったので誰に聞かれても「好きな人はいない」と必ず答えていました。それから学校が始まってからは塾のわからない問題を聞いたり、放課後残って一緒に勉強したりしましたが想いを伝えることなく卒業してしまいました。
あとから別の友だちから聞いた話では卒業した春休みには同じクラスだったすごく可愛い美人の子を好きになっていて、その前に私が少しでも想いを伝えていたらなと少しだけ後悔しています。今でもその彼とすれ違うと少し嬉しい気持ちになりますが、楽しかった思い出話です。

written by そういうこと

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そういうこと

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