好きって気持ち教えてくれた彼

コンテンツ名とURLをコピーする

小学6年生の時に好きだった彼は、スポーツ万能、勉強も出来て、かっこいい完ぺきな人でした。
そんな彼とは幼稚園からずっと一緒で親同士も仲のいい幼なじみ。当時は好きって気持ちも分からないピュアな私だったので当然彼のことは幼なじみとしか見ていませんでした。
私のクラスは小学生にしてはませていたのか、クラス内にカップルが何組もいました。なので休み時間、女子は必ずと言っていいほど恋バナを教室でしていましたが、私はあまり興味が無いので校庭で遊んでいました。彼はその恋バナ好きな女子の中の私の仲のいい友だちAちゃんに相談していた見たいです。
そんなある日、私は彼から誕生日プレゼントをもらったのでお礼にお手紙を書きました。すると別の日に彼が家まで来てお土産を持ってきてくれました。その時、彼は私に告白してくれました。私は告白なんてされたことないので戸惑ってしまい返事は今度するといいました。それから寝る前も学校行っても彼のことばかり考えてしまい「ああ、これが好きって気持ちなんだなあ」と気づかされました。しかし、私は恥ずかしがって返事は手紙。しかもその文面は「告白してくれてありがとう。私も彼のこと気になっているよ。言ってくれてありがとう。これからもよろしく。」と好きな気持ちを上手く伝えることが出来ませんでした。それ以来その事がクラスに広まり、すごく茶化されるので話せなくなってしまいました。
そのまま卒業し、別々の中学に通うことになって何回か道ですれ違ったことはありましたがお互いスルーし続けて中学も卒業してしまいました。
あの時好きって気持ちを伝えていればなにか変わったのかなっと思うこともありますが、今となっては甘酸っぱい初恋です。好きという気持ちを教えてくれた彼には感謝しています。そして今でも告白の時にくれた手紙を大切にしまっています。(告白とは関係ない話だけれどその手紙をふと見て告白を思い出しています笑)

written by そういうこと

エピソード投稿者

そういうこと

投稿エピ 3