中学校の純粋な恋

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わたしは中学2年生の時から好きな人がいました。
2年生の時運動会でクラス対抗リレーでなぜか2番手。1番手はのちに好きになる子でした。
そして月日が経ち、3年生の時の担任の先生がリレーの順番についてこうして欲しいとかあれば、相談に来いと。
わたしはみんなが居なくなって先生と体育委員だけが残ってるところでその子と順番前後がいいとお願いしました。
数日後発表された順番は1年前と同じ。
しかし今回はわたしのレーンは残りの子たちは陸上部か元から足が速い子。
すごく不安になってしまいました。
するとそれを気づいてくれたのか、好きな子がこう言ったのです。『俺が一番でバトン渡すから。余裕持てるくらい。』と。
わたしはこの一言のおかげで頑張ろうと決めました。
そして当日。
好きな子は、1番でわたしにバトン渡してくれました。
しっかりと余裕があるくらいに。
のちにわかったことなんですが、大ムカデ競走の練習で好きな人は肋骨骨折している中で1番で渡してくれたんだそうです。
わたしの中で、1番純粋で青春を感じた恋でした。

written by ぷっぴー

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ぷっぴー

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