大学1年生の冬、短期バイトで彼と知り合いました。往復の送迎バスが一緒で一目惚れして、2回目に会ったときに話しかけました。恥ずかしがり屋な彼は徐々に心を開いてくれて、自分から勇気をだして連絡先を交換してもらいました。お互いの誕生日の日にはおめでとうと言い合い、クリスマスプレゼントは私から渡しました。2回目のデートで星空の下で付き合って下さいと言ってくれました。本当に嬉しかったです。半年程しか付き合わなかったのに、家が近くて半同棲をしていたり、タイプな顔だからこそとてもとても癒やしな存在でした。趣味のスノーボードしかが同じで何度も一緒に滑りに行き、幸せでした。この人が運命の人だと思っていました。しかし、その幸せは長くは続かず、生活面、価値観のズレに気づいてきましたが、私が何も彼に不満を言えず喧嘩をすることがなかったです。その後、他の男の人と遊びたいと考えるようになり、このままゆるい幸せをとるか、別れて視野を広くするか迷い、別れを選択しました。彼は泣き、深く傷ついたと思います。
彼と別れて1年間沢山の男の人と交流したことで、私は少し視野が広くなりました。そのおかげで1年後に大好きな彼ができました。不満を言えなかった私は、今ではきちんと思いを溜めずに伝えられるようになり、意思疎通が前より上手くなったと思います。昔は「好き」と言えなかった私が今では愛情表現を言葉だけでなくキスをしたり積極的に沢山します。言葉にしないと何も伝わらないと今でも実感するので、あの時の私は何も言えてなかったから相当彼を不安にさせていたのではないかと思います。今でも後悔は何もありませんが、昔の彼を時々思い出として思い出します。昔の彼がいたから今の私が居る。そう思います。私と付き合ってくれて、恋とは何か教えてくれてありがとう。
written by ゆき
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