これはわたしが高校生で、男バスのマネージャーをやっていたときの話です。
入部して初めての遠征の時、わたしは方向音痴で1人で道に迷っていました。そのときに、マネージャーの子だよね?と声をかけてくれたのが、彼でした。わたしはまだ全然顔も覚えていなかったのに彼が声をかけてくれたことが嬉しくて、そこから意識して見るようになりました。
部活帰りに2人で帰ったり、コンビニやマック、いろいろなところに行きました。
告白したかったのですが、振られたときに同じ部活内で気まずくなってしまうのが怖くて、なかなかできませんでした。
1年生はカラスが遠くて部活内でしか話せなかったのですが、2年生になってたまたま同じクラスになって話すことも増えて、クラスの仲のいい友達にもたくさん相談して、部活を引退する3年生の5月になったら告白しよう、ときめました。
そして、2年生があと少しで終わる頃、その仲のいい友達から、大事な話があるので会える?と言われました。なんだろうと思い部活前にあったら、彼と付き合ったことを告げられました。わたしは相談していた友達に裏切られたショックと、やく2年間好きだった人を失ったショックでしばらく立ち直れませんでした。
告白できずに自分の気持ちを消化しきれないまま、終わってしまった恋。今も2人を見ると苦しい気持ちになりますが、いつかわたしも素敵な彼に出会えればいいなと思います。
written by ぴ
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