私の運命の人

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私は小学校三年生の時ようたに出会いました。彼はソフトボールをしていて、身長も高い男の子でした。
ある時クラスで席替えをして、彼と隣になりました。そこで仲良くなり、話したりふざけ合ったりしていました。そして、また次の席替えでも隣の席になったのです。その時「あ、私彼とずっと一緒にいるんだろうな」と、なぜか腐れ縁を感じていました。
そして中学生になり、彼とはクラスが別々になってしまいました。それでも廊下ですれ違うたびにお互いちょっかいを出し合っていたので、私は彼のことを好きなっていました。
当時、ガラケーを親に買ってもらった私はなんとかして彼のメアドをゲットし、メールをするようになります。
中学二年生になった頃、私は思い切ってメールで告白をしました。ですが良い返事は返ってきませんでした。その時彼には別に好きな人がいたのです。それでも彼のことが好きな私はもう一度アタック。またもや玉砕。もうダメだと思っていました。
そして中学三年生。なんと彼と一緒のクラスになることができたのです。(一年、二年と別々のクラスでした)
そこで驚いたのが、またしても席替えで隣の席になることができたのです!ですが、二回も振られている私は臆病になってしまい、中々彼と話すことができませんでした。
ある時、私は発表の授業で失敗をしました。それを見た彼は笑って「さっきの何(笑)」と話しかけてくれました。そこから段々と話せるようになり、3学期には小学生の時のように話せるようになっていました。
そして卒業式を終え、数日後。いつものようにふざけた内容のメールを彼としていたら、「好きです、付き合おう」と言われました。私は嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
そこから数回デートをしました。ですが、お互い高校生になってからは彼の部活が忙しく、中々会うことも出来ず…彼にメールで「もう冷めちゃったかな?」と聞くと、「ごめん、そうかも」と返信が来て私たちのお付き合いは終わりました。
それから一年経ったある日、ようたからラインが届きました。その当時、私には彼氏がいましたが、なんとなくようたの事が気になっていたことからまたラインを続けるようになりました。
それから数ヶ月、彼氏と別れた私はようたと会うことになりました。すると彼は彼氏に振られた私を慰めるように、私が話してる間、ずっと手を繋いでいてくれました。それから彼にはちょくちょく会うようになりました。
そしてその一年半後、大学生になった私は車の免許を取りました。どこか行きたいなと思った時はようたを誘って2人でお出かけをしました。バッティングセンターに行ったり、ショッピングモールに行ったり…私はまた彼のことを好きになりました。
そしていつものようにドライブをして、公園に行きました。駐車場に車を停めその中で彼と話していると、突然彼にキスをされました。当時、ファーストキスで恥ずかしかったのか、無言でいる彼が可愛かったです。(笑)
それがきっかけとなり、私達は付き合うようになりました。彼も私と同じ気持ちでいると分かり、安心したと同時に、「やっぱりな」と嬉しくなりました。それは小学生の頃「この人とずっと一緒にいる」と思ったからでした。
それから二年。今でも私達は一緒にいます。時にはケンカもするけれど、それでも別れたいなど一度も思ったことありません。それよりも、彼の好きなところばかり思い浮かぶのです。いつも私を笑わせてくれるところ、家族思いなところ、ソフトボールをする姿がカッコいいところ、そして可愛い笑顔。これからも「ずっと一緒」にいたい。いや、いるでしょう。そんな気がしてます。


長文、乱文、失礼しました。ずっと内に秘めていた思いをここで打ち明けることができて、嬉しかったです。こんな素晴らしい機会、場所を作って下さり、ありがとうございます。

written by るか

エピソード投稿者

るか

秘密 投稿エピ 1