私が高校生の時のお話です。
私は付き合う彼氏、彼氏にこの人もどうせ私のこと捨てるんだろう。と思って付き合っていました。
でも、ただ1人この人は大丈夫だ。と本気で思った彼氏がいました。
でも、付き合って2年ほどたったある日、少しのすれ違いで埋めることの出来ないほどの溝が出来てしまいました。
その時は素直になれず
「別れよ」
その言葉に
「わかった」
と返事をしてしまいました。
友達に戻れるわけもなく気まづい雰囲気の中、1年ほど立って向こうにも私にも恋人が出来ました。
そんなある日、委員会活動で2人になった時でした。
その人からあの時はほんとにごめんな。と、いきなり言われました。その日以来の会話でした。
その一言で私は今まで抑えていたものが溢れるように涙が止まりませんでした。
その人はただただ背中をさすってくれました。
私が落ち着いた時に
「俺がお前を幸せにすることはもう出来ないけどまた、私の方が幸せやし!俺の方が幸せやから!って言いあえるようにになろうな」と言ってくれました。
私とその人は付き合った頃からテストでも実技でも張り合ってお互いを高めていました。
その言葉でまた張り合ってくれるんだ。あの時の時間は無駄じゃなかったんだ。と、なぜ思ったのかは未だに分かりませんがその時の私は涙がまた溢れてきました。
あの日以来向こうは就職、私は進学で別々の道に進み連絡なんかとっていませんが、私は今幸せだよ。と心から伝えたいです。
written by みぃ
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