ボクの目に映る一つの灯

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 ある生徒会の合同合宿の集まりにて、高校3年のボク(通称:朱鷺(とき))と県内の他校の彼女(通称:露(つゆ))が出逢った。
 ボクが露に惚れたのはある討論会のこと、彼女の声を初めて聴いた瞬間だった。彼女は、生き生きとした笑顔で自分の考えを言った。ボクは、その声が心に響き渡るような声で「可憐で柔らかな笑顔、普段話している姿(ギャップ)を見てみたい」と感じた。
 そうすると、その合宿中に空いた時間さえあれば彼女をいつも目で探していた。
 
 でも、その日は彼女に話すことなく終わってしまった。

 2か月後、再び合同合宿の集まりがあった。
今回は夏明けと言う事でもあり、初めて見たときは黒髪だったのが、今では金髪でどことなく雰囲気が暗く感じた。
 ボクは今回こそ、二人っきりで話したいと思い、あるレクレーションの最中、ボクの手に残るような出来事があったのです。
 それは、レクをやるのが早朝だったのでみんなが生き生きいていなかったので、周りの人とハイタッチを2回しようとなりました。その時、ボクの周りにいた子の一人が彼女だったのです。ボクはその時、「絶好のチャンスだ!この機会だけしかない」と胸に気持ちを寄せ、明るく生き生きとした笑顔・気持ちで彼女と2回ともハイタッチが出来たのです。

 そこからボクの青春が始まったのです。

written by おっくん

エピソード投稿者

おっくん

男性 投稿エピ 1

恋愛もの、青春もの、とにかく告白シーンや誰かに惚れこむシーンがある作品が、 とても好きです、よろしく以上。