素直になれなかったけど彼の気持ちは、、、

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中学の時から一緒の彼とは中学ではあまり喋ったことはありませんでした。しかし高校生の時、一緒に帰ったり、連絡を取ったりと仲良くなっていき、一年生の終わりに告白され付き合うことになりました。高校三年生の時に初めて彼と同じクラスになりました。最後の文化祭で劇をすることになりました。私も初めは劇に出たいなと思っていたのですが、その役の人数が多いということで、まだバスケ部を引退していなかった私が抜けると手をあげました。しかし、後になってから人が足りないと言われました。でももう私は最後の大会も近いし、一度やめたというものをやりたくなかったのでやりたくないと言いました。
そういうやり取りをしていた間に彼も私がやろうとしていた役で劇に出ることになったそうなのですが、男女ペアを作ることになり彼に一緒にやってほしいと頼まれました。しかしその時部活のことで頭がいっぱいで考えられなかったため断りました。
そうなると彼と違う女の子がペアを作ることになってしまいました。自分でそうしたことなのにそれが嫌で彼といても拗ねてばかりでした。
しかし、体育館での練習中私がカーテン幕の後ろで道具のスタンバイをしていると、彼がこっちに入ってきて、キスをされました。
こんな私でも好きでいてくれてるんだと実感し、それからは拗ねることもなくなりました。

written by たぴおか

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たぴおか

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