偶然

コンテンツ名とURLをコピーする

私は高校に入ってすぐSNSで知り合った人がいました。スマホを持ったばかりで楽しくて、偶然出会ったその人とやり取りをしていました。彼とは同い年であったこともあり、「好きです。」と言われて私は特に好きな人もいなかったのでOKしました。彼は将来の夢があり3年後、大学生になった時に私のいる県の大学に行きたいと決めていたので「ちゃんと3年間、待ってて欲しい」と言われ、待つことにしました。沢山話していくにつれて、私はだんだんちゃんと彼のことが好きになっていきました。でもその3年はとても長くて、もちろん楽しいこともあったけれど喧嘩をしたり、やっぱり無理なんじゃないかと考えたり、不安でしかたありませんでした。もういっそ連絡をとるのをやめよう、そう思って彼に言ったとき、「そっか。ごめんな。いつもいつも辛くさせて。でも俺はお前のこと本当に好きだよ。」そう言われて私は涙が止まりませんでした。ちゃんと待つって約束したのに本当に私は自分勝手で、色々我慢していたものが涙と一緒に出てきてそれを彼は最後まで聞いていてくれました。
そして私たちが大学生になった今、辛いことも色々あったからこそ一緒にいれています。私は今までもこれからも彼のことが大好きです。

written by

エピソード投稿者

投稿エピ 1