心に決めた人

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私の彼氏眞弘は、同い年です。だけどとても考え方は大人で、いつも優しくて、一緒に居てとても癒される人です。過去に色々恋愛で悲しい思いをした私は、今まで付き合ってもただ【付き合うだけ】で、将来の事なんて考えた事はありませんでした。それに私はテンションの上がり下がりが激しく、1度下がってしまうと何でもかんでもマイナスに考えて、過去の彼氏もそれに嫌気がさしたり呆れられたりとしました。そんな過去もあり、眞弘の前では絶対そういう姿は見せないでおこう!と思って居たのですが…その日は自分でも驚くぐらい急に悲しくなったのです。何がとかはっきりした理由はないのですが、考えられる理由は、仕事でのストレスや、両親とのいざこざ、色々と重なりすぎてしまって、彼氏と少し意見が食い違った時に、自分の中で何かが弾けて急に涙が溢れたんです。彼氏は少し驚いて、「どうしたの?」と優しく声を掛けてくれますが、タイミング悪く泣き出した自分が情けなくてか細い声で『なんでもない…』と、答えました。だけど、そんな私を彼氏は優しく両手を持って、「ゆっくりでいいから、頭に浮かんだ言葉言ってみて」と、言ってくれたのを皮切りに、ぶわぁーっと話しました。『親の事が今は辛い状況だ、私が生まれて来なければ今両親は辛い思いをしなくて良かったのではないか、私に存在価値なんてないんじゃないか、眞弘にも、関係ないのに迷惑かけて本当に私はあなたの彼女でいいのだろうか、』そんな事を言ったような気がします。その間彼氏は黙って話を聞いてくれて、時折号泣しながら咳き込む私の頭を優しく撫でたり、背中をさすってくれます。一通り話し終えたあと、彼氏は私の両肩を持って、「今から俺はあえて佳織の事をお前と呼びます。」と、私の目を見て言いました。「お前は失礼な奴だな!両親は佳織が必要だから今も大変な状況だとしてもお前に無理な事言ったり、したりしないんだろ?それに関係ないってなんだ!俺はお前の彼氏やねんから、1番頼らなくてどうすんねん!そんな悲しい事言うなや!」普段言葉を荒らげた事ない彼氏の言葉使いに少し驚くと同時に俺は絶対泣かない!と豪語していた彼氏が泣いていたのです。『…なんで泣いてるの?』と、私が恐る恐る聞くと、彼氏は鼻をすすりながら、「佳織が悲しくて寂しい事言うからや…」と、言いました。私は、その時にこんな優しい人が私の彼氏なんてなんて幸せな事なんだろう、この人とずっと一緒にいたい、ついて行きたい。と、心の底から思いました。今まで色々な人と付き合ったけど、こんな感情になるのは初めてでした。その後私は落ち着きを取り戻し、恥ずかしながら小さな声でお礼を言うと、彼氏は満足気に笑いました。私は、この人の為にこれからも色々頑張ろうと思います


written by ORI

エピソード投稿者

ORI

女性 投稿エピ 1