サプライズサンタクロース

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付き合って2ヶ月の彼とのクリスマス前夜。場所は彼の部屋。
彼は今日も仕事だったし明日も仕事。
私は彼へのプレゼントをクリスマス当日の朝に「サンタさん来たんじゃない!?」と言いながら渡したかったけど、朝身支度でバタバタしてしまうタイミングでプレゼントを渡すのはどうかと思い、前夜の今「ちょっと早いけど…」と渡しました。
そしたら彼が「あ…あれ?明日クリスマスだっけ!?ヤバい忘れてた…ごめん…」と言いプレゼントを用意していませんでした。
忙しそうだったししょうがないか…と少し残念な気持ちになりましたがそのまま一緒に眠りました。
次の日の朝、腕枕をしてくれている彼をそろそろ起こさなきゃなと思い「そろそろ起きよう?」と声をかけると「うん…」言いながら私に毛布をかぶせる彼。寝ぼけているのか毛布の中の私を抱きしめながら全然起きる気配のない彼。「はやく起きないと!」と言うといきなり「サンタさん!!来たんじゃない!?!?」と言う彼。やっと毛布の中から解放され枕元を見てみると緑の袋に包まれたプレゼント。
本当に忘れられていたと思っていたからというのと、自分と同じサプライズを考えていた彼にとても胸がドキドキしました。あれから4年経って彼は旦那となりましたが今だにあの日のことは鮮明に思い出せる胸キュンエピソードでした。

written by ぽん

エピソード投稿者

ぽん

投稿エピ 1