この話は私が中学生の頃の話です。
入学式。私はとても緊張していました。
そこで初めて席が隣になったのはあまり笑わない無口な彼でした。
でも一緒に話したりするにつれて「意外と面白い人なんだなぁ」と思うようになりました。
図工の時間に先生にバレないように紙に書いて会話のやりとりをしたり、彼の壊れた下敷きを貰ったり、、
身長も小さいし、顔もタイプじゃないので、その頃は好きというよりかは面白いふざけ合える友達でした。
席も違くなり、クラス替えをして、2年がたったある日のこと。
私は中学3年生。
ショートだった髪もいつしか長くなりました。
いつもどうり授業終わりに友達と教室に向かっていると、あの彼と目が合いました。
最初は目が合っても普通に通り過ぎるだけでした。
だけど、授業と授業の移動の時間なぜか目が合って、いつしか毎回目を合わせるようになりました。
微笑みあったり、変顔しあったり、、
いつの間にか彼のことが気になっていました。
直接は中一以来話したことなくて、どうにかアプローチする方法はないか考えた時!
同じ部活だった子に相談すると、彼と同じクラスの友達がラインをくれました。
そこから私たちは距離が一気に縮まり、たわいもないメールのやり取りもドキドキでした。
そんなある日彼がショートが好きだと言うことが分かり、ロングだった私は思い切ってショートにしました。
メールで似合うねと言ってくれもう!すきが溢れました。
体育祭も放送委員だった私は彼の組体操を目の前で見ることが出来てしかも1番上で私の事見つめてくれたり//
にやにやが止まりまらなかったです。
そんな寒くなったある日、急に目が合わなくなってしまいました。
もう私のこと好きじゃないのかなぁと諦めかけました。
どうしてなのか分からず卒業式を迎え、私たちはバラバラになってしまいました。
だけど、卒業してから
そんなのいやだ!!
ずっと一緒にいたい!
と思い私は彼をメールで呼び出しました。
公園に来た彼はやっぱりかっこよくて、告白なんてしたことないのに、、焦りましたが冷静に伝えると、
驚いた顔をして、いいよ!と言ってくれました。
彼は私が違う人を好きだと思っていたらしく、告白してよかった、( ; ; )と思いました。
すごくシャイで不器用な彼はとても可愛くて、すごく幸せでした。
それから4年が経ち、別れてしまいましたが、私の青春時代(中学、高校)の思い出は彼との甘酸っぱい思い出です♥
written by みずぴー
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