私が中学生になって初めての担任の先生は少し若い先生でした。優しくて字が綺麗な先生という第一印象と共に、もうすでに惹かれていたのかもしれません。先生には、すごく仲のいい女の先生がいて噂になっていることがとても面白くありませんでした。嫉妬して元気がないとき、先生は必ずその変化に気付いて昼休みパソコン室に呼び、気にかけてくれ、他愛もない話しを昼休みが終わるまで話をしてました。生活日記は交換日記みたいになり、たまに電話をしたりしていました。中学1年が終わりそうになった時、先生が島に転勤になることが分かり、すごくショックでした。ある日の昼休み。先生からいつものようにパソコン室に呼ばれて、話の最中に紙切れを私に渡してきました。見てみると、先生のメールアドレスが書いてありました。その時、すごく心臓がドキドキしていたのを今でも覚えています。先生が島に行った後、付き合い、先生がこっちに帰ってきた、ドライブデートをしていました。ある日、いつものドライブデートの時、久しぶりに会えるのでとても楽しみにしていましたが、先生の様子がおかしかったのです。「君のことが好きすぎて、同年代をみている僕は、自分の生徒をそういう風にみてしまいそうで怖い」と言われました。まだまだ子供だった私は「じゃあ、別れるしかないんじゃない」と言ってしまい、あっさり別れることになりました。当時とても好きだったのですごく泣いたしすごく引きずりました。もう5年以上経つので、時間が傷を癒してくれましたが、先生との思い出の曲を聴くと今でも先生のことを思い出し、心が痛くなります。
written by ゆずなつ
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