小さい頃から内気な性格で、言いたいことを言えなかったり、友達を作れずにいた私でも中学最後のクラスに仲良くなった友達が数人いました。彼女達のおかげで楽しい学校生活を送れていたのですが、そんな私を良く思わない女子もいました。
その子は他の男子を味方にするかのように私のことを悪く言っていました。最初は我慢してたのですが、ある日一人で帰っていると、その子が他の男の子達を連れて「ぼっちだ」「○○が人と笑ってるの見ると気に食わない」など、心に傷つくようなことを沢山言われ、泣いてしまいました。
そんな時たまたま通りかかった1人の男子が「○○、一緒に帰ろ」と話しかけてくれて、その女子にも「○○のこと悪く言うくらいなら自分の悪い所を見つけた方が良い」と言い、そして「気にすんなよ、俺が一緒にいてやる」と言ってくれました。私は嬉しくて嬉しくて飛び跳ねてしまいました。
それから仲良くしてくれて、付き合ってもおかしくない距離感でしたが、結局何もないまま卒業をしました。そのままお互い別々の進路を歩み、成人式でもちょっと話しましたが特に何も無く、もう会うことも無くなりました。しかしあの時言ってくれた言葉は今も心に残っており、何かで挫折してもすぐ頑張ろうと思えるようになりました。
written by こっぺぱん
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