三度目の

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現在大学二年生の女子です。

高校時代、2年以上お付き合いしていた相手がいました。彼氏であると同時にとても尊敬できる人で、大学の志望校も同じライバルでもありました。しかし、お互い部活や勉強が忙しく、いっぱいいっぱいになってしまい高校二年生の夏にお別れ。帰り道に私から別れ話を切り出したのですが、まだ相手への想いが捨てきれず、私は泣いてしまいました。その時相手が私を抱きしめながら言ってくれた言葉は、「いつか今より自由な時間ができて、お互いにまだ好きだったらさ、その時もう一度付き合おう。運が良ければまた一緒になれるはず」でした。

その後、大学受験を経て卒業。受験の結果は、私は合格し上京、相手は地元で浪人することになってしまいました。その事実に私は復縁を諦めていましたが、彼から「離れる前にもう一度会いたい」と連絡が。

久々のデートでしたが、距離感は以前と変わらず、まるで付き合っていた当時にタイムスリップしたようでした。そして帰りの電車に乗る前、涙が込み上げてきた私に、相手が声をかけてくれました。「なんだかんだでずっとお前のこと好きだったし、これからも好きだと思う。来年俺は絶対お前と同じ大学行ってまた告白する。もしその時までお前が俺のこと好きでいてくれたら、もう一度付き合おう。運が良ければ、今度こそ一緒になりたい」

そこから一年間、まったく会わない日々が続きました。相手が本気で勉強しているのを邪魔したくなかったため、連絡も週一回の30分と決めていました。寂しいと感じることもありましたが、来年の幸せな姿を想像し、頑張る相手をひたすら遠くから応援していました。

そして、長い一年間が過ぎ、いよいよ合格発表当日。相手から「合格した!!」と電話があったその瞬間、私は家を飛び出し相手のもとに向かいました。そして、一年ぶりに再会した相手から、「今までありがとう。これからも一緒にいてくれませんか」と告白されました。

今は学年こそ違うものの、同じ大学に通えています。別れていた期間、想い合いながらも離れていた期間は本当に辛かったけれど、そのおかげで今一緒にいれることの幸せを強く感じています。

written by スナフキン

エピソード投稿者

スナフキン

女性 投稿エピ 1

大学二年生