寒い日のやさしさ

コンテンツ名とURLをコピーする

11月に入り、毛布が必須になってきました。
二人で同じベッドで寝ていると、毛布の取り合いが始まってしまう季節です。
一枚では片方が寒がるので、私たちは小さい毛布を出して、二枚の毛布を使っています。

ある日の朝方、私は寒くて目が覚めました。
よく見ると、体の半分しか毛布に入っていなくて、残りの部分は彼が独占。
もう一枚は足元に追いやられていました。
彼はとっても気持ちよさそうに眠っていました。

「さむっ」

っと呟いたとき、
寝てたはずの彼が自分のくるまってた毛布を広げて、私を引き寄せてかけてくれました。
そのあと彼を見ると、既に爆睡。

そんなに大きな声で言ったわけじゃないのに、目も開けれていない状態で、無意識で私のことを気遣ってくれて、とても幸せを感じました。

寒いのは嫌だけど、この胸キュンは悪くないな。と思える体験でした。

・・・・・・・・・・・朝。
彼が起きてから聞くとやっぱり無意識で、覚えていなかったので、
「どんだけ私のこと好きなんよ(笑)」
と照れ隠しに言ったら、彼の方が照れていました。







written by ゆめゆめ

エピソード投稿者

ゆめゆめ

女性 投稿エピ 49

24歳 社会人。 同棲中 年下彼氏とのネタやのろけエピソードを投稿しています。 よかったら❤お願いします。