奇跡のような1年半と

コンテンツ名とURLをコピーする

高校3年間片思いしていた相手のお話。
1年生の頃同じクラスだったけどあんまり接点はなかったのです。彼はクラスの中でおちゃらけてて良くも悪くも目立ってました。また、最初の自己紹介で私と似た趣味がある事がわかって、それでどこか気になる存在だったのです。
趣味似てるじゃん・・・話しかけたい・・・絶対楽しい・・・って思ってました。
そんな彼とは1年生の三学期席替えで同じ班になりました。その班でグループ活動もあって、よく話すようになりました。
そして3月の頭のこと、私は部活をしているとものすごく体調が悪くなりました。インフルエンザでした。
こともあろうにその日に彼からLINEが来たのです。インフルできっついのと彼からの優しい言葉にやられて、好きになるきっかけになりました。
その後、お互いに好きなアーティストの生放送があるって事で私は勇気を出してその彼にLINEをしました。
見てる?盛り上がってるね!LIVEだって!・・・見ながらLINEをし、終わってもLINEをし、彼が寝落ちするまでLINEをしてました。
これが約1年半、高校3年の夏休みまでほとんど途切れることのなかったLINEのやり取りのスタートでした。
女子同士でもこんなに長く続かないのに1週間、3週間、1ヶ月、半年・・・その頃には彼のことが大好きになっていました。
2年生になってからはクラスも離れましたが、毎日LINEをする中で、学校ですれ違う時に手を振り合うようになりました。
2人でカラオケに行き、勉強会と称してファミレスでおしゃべりをし、課題終わんな過ぎてもはや日が昇るって言いながら電話をし、思えば高校二年生が1番仲が良かった時期でした。
3年生ななってからは教室の棟も離れてしまい、会う回数も減りました。風の噂で彼に好きな人ができたとも。
卒業する時に思いを伝えようと、第二ボタンをお願いしたもののあえなく撃沈。片思いの終わりでした。
今でもSNSのいいねを送りあったりするくらいには仲が良く、次会う時も普通に話せるかなって思います。
3年間のステキでキラキラした思い出です。

written by たけのこ

エピソード投稿者

たけのこ

投稿エピ 2