誕生日に彼がくれた幸せ

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高校2年生の5月にあるSNSを通じて仲良くなった2歳年上の大学生がいました。
初めは所属している部活や彼の高校時代、友達などの話をしましたが、徐々に恋バナをするようになりました。お互いの恋愛観が合っていることもあり、話が弾みました。
彼から「早く会いたい」「俺みたいな人と付き合えばいいよ」などのメッセージが送られてくることがありドキドキすることも沢山ありました。
少し前から遊びたいねって話してたこともあり7月に遊ぶことになりました。
ある日、彼が突然私に誕生日を聞いてきました。
私の誕生日は遊ぶ約束をしていた1週間前であることを彼に伝えると遊ぶ日に祝ってあげると言ってくれたので私はとても楽しみにしてました。
それからも沢山やり取りをし私の誕生日前日の夜に彼から電話がありました。やっぱり誕生日当日に祝いたいという内容でした。私も彼も学校があったので少し短い時間ですが会うことになりました。誕生日当日0:00にメッセージをくれたのもとても嬉しかったです。
誕生日には友達も沢山祝ってくれて嬉しかったですが、私は放課後に彼と遊ぶことが何よりも楽しみで仕方ありませんでした。
そして、学校が終わり待ち合わせの場所に向かいました。
SNSのやり取りしかしたことがありませんでしたが、想像通りとても優しくてかっこいい人でした。
初めに私の誕生日プレゼントを買いに百貨店へ連れて行ってくれました。彼は私がずっと欲しかったブランドのヘアミストを買ってくれました。
その後、彼が服を見に行きたいと言っていたので見に行きました。
店員さんと沢山お話をし、店員さんは彼の彼女だと思っていたようでした。彼も私のことを彼女さんと言っていることを特に気にすることも無くお会計を済ませ、夜景の綺麗な所に連れて行ってもらいました。そこは人も少なく景色もとても綺麗でした。景色に夢中になっていると、彼が後ろからハグしてきました。私はドキドキし、顔を見ることが出来ませんでたが、彼に、好きだよ、付き合ってください。と告白された時はとても嬉しかったです。それから夜景を見ながら沢山お話しました。その日は門限があるので帰りました。それから私たちは付き合い、沢山デートをしました。
今では別れてしまい、私は別の方と付き合っていますが、彼に貰ったヘアミストは使う度に彼を思い出させる大切なものになりました。

written by りぃ

エピソード投稿者

りぃ

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