私の初恋

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私の初恋の相手はメガネをかけたちょっとおちゃらけた男の子でした
小学校1年生の時たまたま席が隣になって話してるうちに好きになりました
ふざけあったりバカな話をして気づけば男の子の中で1番仲良くなっていました
小学校4年生の時、勇気をだしてラブレターを書いて靴箱にそっと入れて置いたのですが返事は来ず、とても落ち込みました。それから男の子の方はだんだんと私と距離をとるようになってきて、
話す機会がほとんど無くなりました
とても悲しくなりましたが、どうしても諦めきれず、2月14日のバレンタインの日に学校の裏に来てくださいという内容の手紙をもう一度靴箱の中にこっそり入れておきました
そして当日、吹雪の中手作りのチョコを持って男の子が来るのをずっと待ってました
ですが、いくら待っても待っても男の子はこず、いつの間にか夕方18時になってました
私は泣きながら自分で作ったチョコレートを公園で1人食べました
結局…あれ以来話すことも告白する勇気も無くなってしまい、気づいたらもう卒業式の前日でした
卒業式の準備も終わり帰ろうと思い教室に行ったら、あの片思いしていた男の子がいました。
今思えばこの時気持ちを伝えていたら良かったのですが、その当時の私には勇気がなく「卒業おめでとう!今までありがとうね!」と言うことしか出来ませんでした
男の子とは中学校も一緒でしたがクラスが離れてしまい、会う頻度も減りました
そして中学校に入学して2ヶ月くらい経ったあとその片思い中の男の子が、男の子と同じクラスの女の子と一緒に帰っている姿を見かけました
噂によるとその女の子と入学してすぐに付き合い始めたそうです
私の中で1番長い片想いが終わった瞬間でした
ありがとう 叶わなかったけれど恋して、片想いして楽しい思い出も辛く悲しい思い出もたくさん出来ました
私の初恋は切なく終わりました

この間実家に戻った時中学校時代の制服を見つけて記念に書き込みしてみました

written by れい

エピソード投稿者

れい

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