俳句での出会い

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私は俳句部に入っている高校3年生。地方予選で出会ったひとつ上の先輩に一目惚れされ猛アタックの上、付き合っていました。地方予選から全国大会まではちょうど2ヶ月しか時間がありません。部活部活の日々を送り、あっという間に全国大会。私たちのチームが予選敗退で私が号泣していた時のことです。その瞬間目に入ったのは彼氏が女の子と手を繋いでいるのです。私は崩れ落ちました。すると、近くにいた2つ上の男の先輩が駆けつけてくれたのです。なかなか泣き止まない私にその先輩は「大丈夫。君は悪くないよ。苦しいね、好きなだけ泣いていいよ」と言って抱きしめてくれました。少しして泣き止んだ私に彼は微笑みながら言いました。「俺にいつでも頼って」って。私はその瞬間心臓がドキドキして恋に落ちたのが分かりました。それからは1度も会話をすることは無く、3日間の俳句甲子園が終わりました。家に帰っても彼のことが頭から離れない日々。とある日、彼から電話がありました。色々話をしていると、急に「好き。俺でいいじゃん」って言われました。私は泣きながらOKしましたが、1つ問題があったのです。それは愛知と愛媛の遠距離恋愛。しかし、彼は私を安心させようと、仕事が休みの日は頻繁に愛媛に足を運んでくれました。恋みくじを引いたり、美味しい物食べたり、いろんな所に行きました。ほんとに幸せな時間でバイバイの時は私は思わず泣いてしまいました。彼は黙って私を抱きしめ頭を撫で、キスをしてくれました。卒業後は私の大好きな東京のテーマパークに行きます!来年から私も愛知に進学なので遠距離じゃなくなるけど、今もこれからも優しい彼が大好きです!

written by みゃ

エピソード投稿者

みゃ

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