中一の初めの頃のことです。
私が通っていた学校は小中高一貫校でした。
小六の時に一緒のクラスで中一では違うクラスの男の子に恋をしました。
中一が始まってよく喋っているうちに、肩をトントンしてどっか行くみたいな幼稚なゲームが私とその男の子だけの中で流行っていて、よく廊下で会った時などにしてました。
仲良かったので、LINEでもよく話していました。ある日、その男の子から好きな人いるか聞かれました。
私は「いるけど、〇〇くんは?」と聞くと、その男の子も好きな人がいたのです。
その後、数分はずっと「先に言ってよ」という会話を繰り返してました。
結局男の子が先に言ってくれることになり、私のことが好きだと言ってくれたので、私も〇〇くんのことが好きだと言いました。
この時が私にとって初めての彼氏で、とても充実した日々が続くと思っていました。
私はこの時まだ恋愛経験が豊富ではなかったので、気づきもしませんでしたが、彼と付き合って2週間くらいがたった頃、私は ’蛙化現象’ なのかもしれない、と気づき始めました。
蛙化現象とは、異性の相手から好意を寄せられると、気持ち悪く感じてしまう現象です。それは、たとえ自分が好きな相手でも起こる方には起こります。
私は、蛙化現象のせいで彼のことが気持ち悪く感じてしまい、夜もなくほど辛かったです。そして、私は彼に別れを告げました。彼は「お願いだから、別れたくない」など色々言ってくれましたが、やはりもう彼のことを気持ち悪いと感じてる私には意思を変えるということは考えられませんでした。
彼と別れて数日後、私はもう楽になり彼のことを気持ち悪く感じなくなってしまいました。
そのせいで、半年後私はまた彼のことを好きになってしまったのです。
彼はその時にちょうどまた告白をしてくれて、私たちは復縁しました。
ですが、蛙化現象を克服できていなかった私には難しく、また別れることになってしまいました。
私は罪悪感を感じていました。せっかく相手が好きになってくれて自分も好きだったのに、突然気持ち悪くなってその人をもう見たくないとも思ってしまう。
蛙化現象というのはとても辛いです。今でもいち早く克服できるよう、頑張っています。
彼が、素敵な女性に出会えますように。
written by 수아
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