高校に入学して、私は難関クラスというところに入りました。
勉強が厳しく、せっかくJKになったのに大変な思いをしていたわたしは、入学後の学習合宿をきっかけに漫才と野球が大好きなクラスのムードメーカーと仲良くなりました。
178センチと高身長な彼は、30センチ低い私を「チビ」とからかってばかり。むかついたけど、
放課後に話す時間はあくまで友達としてだけどとても楽しかったです。
そんなある日、私は進路のことで悩んでいました。周りの友達には話しづらかったけど、
なぜか彼には話しました。
いつもふざけている彼だけど、その日ばかりは真剣に聞いてくれて、「背は低いけど笑 〇〇はよく頑張ってるから大丈夫だよ」と冗談交じりに優しく励ましてくれました。
予想外で、感動して私は泣いてしまいました。
彼は慌てたように頭を撫でてくれて、
「俺は女子に頭ポンポンとかできない」と公言していただけに驚きと同時にトキメキを覚えてしまい、そこから今も「仲の良い女友達」として片思い中です。30センチ上の彼といつか並びたいな。
written by しょこら
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叶いますように。