私が20歳のとき、1つ上の先輩と付き合いました。
初めは全く意識しておらず、ただの優しい先輩でした。あるとき、相手から家で飲もうと誘われ、友人達4人で飲むことになりました。私はその日、用事があって遅れての参加をするつもりでした。
が、用事が長引いてしまって、終電を逃してしまいました。相手の家の最寄り駅から歩いて30分位のところまでは行けますが、夜も遅いので諦めて、その旨を書いたお断りのメッセージを送りました。しかし、「迎えに行くから来て欲しい」と言われ、行くことにしました。
駅に着くと、自転車に乗って走ってくる先輩の姿が見えました。お礼を言うと、「気にしないで。僕が君と飲みたかっただけだから」と…!
そして家まで歩いて向かっている途中、道路側を歩いてくれていました。手が少し触れては離れ、触れては離れ…
2人とも緊張していて、お互いの顔を見ることはありませんでした。5分くらいそうしていたでしょうか。相手の方から手を繋いできました。それまで少しときめいていたからか、不思議と嫌ではありませんでした。照れている横顔がとても可愛かったです。家に着くと友人達はもう寝ていました笑
場所がなかったので、しょうがなく2人で横に並んで飲んでいました。酔いが回り始めたとき、相手から「好き」と告白されました。それから4年、一度別れたこともありましたが、そのときの相手が今も私の彼氏です。
written by れーな
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