私が中学1年生の時のお話です。
入学式でかっこいいなと思っていた男子がいました。彼は気さくで誰にでも平等に接するおっとりとした野球部の青年でした。
入学早々私の苗字が珍しいのでよくからかってきましたが、それでも私は彼と話せることが嬉しくて仕方がなかったです。しばらくするとクラスのグループLINEに招待され、彼から追加されたので毎日LINEをするようになりました。LINEで話すことにより仲が深まりました。それから月日が経ち、1年生の2学期での席替えで彼と隣の席になれました。私は彼のことが気になってはいましたが好きというまでにはいかない感情だったので彼ではない好きな人がいました。ですが、私の好きな人は友達に取られてしまい、落ち込んでいた時彼は直接大丈夫とは言いませんがなにかに勘づいたのか優しくしてくれる機会が増えていきました。彼とは元から仲はよかったので隣の席になるともっと仲が深まり、やがてクラスメイトに夫婦みたい、付き合ってるの?と言われたりしました。私はそういったことが苦手でしたが何も言い返せずにいたところに彼が心配をして大丈夫?と声をかけてくれたり私を守ってくれました。やがてバレンタインが近くなると、私をからかっていた気が強い女の子が私にバレンタイン近いね!バレンタインちょうだい♡と言ってきました。ですが私は言い返せず、ただ黙り込むことしか出来ませんでした。そしたら、その瞬間いつもおっとりとしている彼がその子の前で「お前に色々散々言ってきたやつになんでバレンタインなんて渡さなきゃ行けないの?お前は渡さなくていいから俺にちょうだい」と言ってくれました。私はそれが嬉しくて嬉しくて仕方がありませんでした。それをきっかけに私は彼のことが好きになり、現在中学3年生ですが今も彼のことが大好きです!この気持ちは卒業式に伝えようと思っています(*^_^*)
written by すんぴょん
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