片想いだったはずが

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わたしは、高校生の頃バイト先で知り合った
3つ年上の大学生の先輩がタイプすぎて
友達にずっとかっこいいかっこいいと
口にしていました。

たまたまバイト先に入った時期も同じで
自然と仲良くなっていき
若かった私もバイト中、彼にずっと話しかけ
ろくに仕事もせずシフトが被っていた30分を
全力で楽しんでいました。

そして、出会ってから3年後。
お互い辞める時期も同じだったので
辞めて会えなくなる前にどこかに出かけようと
わたしから誘い、なんとなくの流れで
辞めるまでの4ヶ月間、月一で遊びました。


ただ、4月から彼は就職で地元を離れる為
迷惑をかけたくなかったので告白も何もしないまま、自然と会わなくなり
一年半の月日が流れました。


でも、この一年半はただただ
後悔だらけの一年で…。

そんな時、たまたまクラス会があり
この話を友達にしたところ
一か八か連絡してみなよ!ってことになり
お酒の勢いで久々に連絡をしました。


そして、なんとか一年半ぶりに彼とドライブに
行く約束までこじつけ
彼と久々にドライブに行くことになりました。
それからは、何度か食事に行ったり
動物園に行ったり会う回数を重ね
周りからも今なら絶対いけるって!という
後押しもあったので、もう後悔したくないの一心で告白をしました。

だけど、妹的存在でしかなかった…考えさせて欲しいと言われたのです。



わたしは、あんなに出かけてたのに…!と
悲しくなって諦めかけていたんですが

告白する前から約束していた
ビアガーデンの予定が1週間後にあったので
絶対そこで振られるんだろうなと
気が重たいままその日を迎えました…。


会うと彼は意外とケロッとしていて
私もわざと何もなかったかのように
ひたすら喋り続けました。

もう返事ないかも!?って思ったとき
帰ろうか〜と車に乗ると
明らかに雰囲気が変わったのです…。



あ、今から振られるんだと覚悟を決め
勝手に泣きそうになっていました。
そして彼が重たい口を開いたのです。

「この前の返事なんだけどさ、
まだ好きってハッキリ分からないけど
一緒にいて楽しいって思う。
一緒にいて飽きないなって思う。
そんな子を傷つけたくないから断ろうと思ってたんだけど…友達にちゃんと責任取れって
怒られたんだよね。
責任取ったところで好きだって思えなくて
3ヶ月で別れた方が悲しませるんじゃないか
とかいろいろ考えてて…」

と、ネチネチ言われたの

「絶対好きにしてみせる!もし、それで3ヶ月付き合って好きだってなれなかったら振ってもいい!だから、楽しいって気持ちがあるなら
一緒にいてほしい!付き合ってほしい!」

と、お願いをしました。笑笑

彼はとても優しい人なので
そのあとも2時間車内で会議をして
どうにかして付き合った彼ですが

今ではスッカリ私にべったりで
知り合って9年、お付き合いしてから5年の月日が流れましたが、来年結婚することになりました!

あのとき、諦めずに好きにさせてみせる!
という強い気持ちがあって良かったです♪

written by りーめめ

エピソード投稿者

りーめめ

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