私は駆け出しのビジネスウーマンです。
このビジネスの世界を教えてくれた1,2歳 年上の兄的存在の人たち6人と一緒に日々頑張っています。
これは今だから言える事。私はそのうちの1人の1つ年上の彼の事が気になっていました。
でも彼は某アイドルJ系の誰もが認めるイケメンでやり手のビジネスオーナーでした
人脈も広い彼と飲みに行けば誰かしら彼の知り合いに出会い、そして気づいたこと。彼の周りに集まる女の人はハーフモデル系やらセクシーなお姉さんモデル系などとにかくスタイルと顔のいい女の人ばかり!! ムチムチギャルの私は彼の隣に並ぶことは無いなって思い彼への気持ちに蓋をして、彼を兄として慕うことで隣にいようと思い一緒に仕事をしてきました
やり手のビジネスオーナーですからもちろん仕事も完璧。どこで見守っているのか私が困っていると相談してないのに何に困っているかに気づいてくれる。そしてアドバイスをくれる。褒め上手。私がやろうとした事には否定をするのではなく、新しく案も出してくれて、次につながる何かに気づかせてくれる。そんな非の打ち所がない彼。
だから彼にあまり迷惑をかけないように、効率よく仕事をして、私はもう大丈夫だよ! そんなアピールをするようになりました。 でも、分からない事も本当はたくさんあってすごく苦労しました。
そんな彼と出会って1年くらい経った時、私が体調を崩してしまいました。普段健康な私が珍しく寝込むほど。 でもやらなければいけない仕事が山ほどあるし、その日はミーティングも控えてました。
着替えて準備して家を出たところまでは記憶があるんですけど、それからの記憶が無く、次に意識を取り戻したのは病院のベッドの上。 ベッドで誰かに手を繋がれていて、その相手を見ると彼が私の手を繋いでベッドにうつ伏せて寝てました。
看護師さんが入ってきて「あ、起きました?体調どうです??彼氏さん搬送されてからずっとつきっきりで病室にいてパソコンとにらめっこされてましたよ〜 一度帰られて休む事を勧めたんですけど、目を覚まして1番に会うのは僕がいいんでって言って丸一日そばにいてくださったんですよ。優しい彼氏さんをお持ちですごく羨ましいですね。」と言われました。
彼氏というワードにドキッとしながらも「彼氏じゃないです〜汗笑」と看護師さんに伝え、少し悲しくなりました。忙しいはずなのにつきっきりで見守っていてくれた事を知ったから
後から他のお兄たちに聞くとミーティングに別の人が参加するように捌いてくれて、私がやらなきゃいけない仕事も彼1人で片付けてくれたそうです。
彼が目を覚まして「起きた? 具合は?? 連絡返ってこないから家まで行ったら玄関の前で倒れてるからビックリした!仕事できる人は他におっても、お前は1人しかおらんのやからしんどい時くらい甘えろや。でもお前が1人で溜め込む癖を知っとるのに倒れるまで気づかんかった俺が悪い。 ほんと、ごめん お前はさ俺らの事お兄的存在って言ってくれるけど、アイツらはそれでいいかもやけど俺はお兄的存在じゃなくて男としてこれから見てほしいんやけど。 分からん事だらけの世界に俺らだけを信じて付いてきてくれてがむしゃらに頑張るお前の事好きになった。俺は妹とかじゃ無くて1人のビジネスオーナーとしても人としても尊敬できるお前とこれからも一緒に仕事も恋愛もしていきたい。」そう言われました
そんなことを言われ今まで溜め込んでた気持ちが一気に溢れて「私も好き でも絶対迷惑かけるし、沢山迷惑かけてきたのに、これ以上迷惑掛けられないよ」そう泣きながら答えると、「大丈夫。誰と思ってるん?俺よ? お前の事今まで適当に見てないから、ちゃんとお前がどういう人間か見てきたんやから、むしろ俺じゃないとお前の相手できないね」 そう言われ念願の彼と付き合う事に!!
それから1年後大きな喧嘩をする事もなく今でもラブラブです❤️ もちろん仕事も順調。なんなら前よりも順調です
そして年内に彼と家族になります
written by 志依菜
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