私の初恋

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女子校通いの私には今、1つ上に男子校に通っている彼氏がいます。そんな彼との馴れ初めの話です。
当時私は高校1年生、彼は高校2年生で、唯一の繋がりといえばTwitterでお互いをフォローし合っている程度のものでした。
ある日の文化祭、友達に誘われた私は彼のクラスが主催しているお化け屋敷に入りました。今考えれば無謀でしたが、心の中でひっそりと彼と会えないかなと考えていました。
いざお化け屋敷に入ると部屋は真っ暗で、初っ端から驚かされた私達は尻餅をついてしまいました。その時、懐中電灯が壊れてしまったのです。パニックになった私達を助けてくれたのは、先ほど驚かしてきたお化けでした。なんとか変えの懐中電灯を受け取り、お化けにライトを当ててみると、そこにはお化けの仮面を握った彼がいたのです。見てすぐ彼に気づき、話しかけてしまいました。彼も私の事を覚えてくれていたようで、その後連絡先を交換して貰うことになりました。
それから1週間、飽きるほど話した私達は付き合うことになりました。
あの日ツイッターをフォローしていなかったら。あの日文化祭に行っていなかったら。あの日彼のシフトの時に入っていなかったら。あの日懐中電灯を壊していなかったら。
そう考えれば考えるほど、私たちの出会いは運命のような気がして、今でも2人のいい思い出となっています。

written by ひな

エピソード投稿者

ひな

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