彼に勝てることは無さそうです

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私の彼氏は「大好き」「可愛い」をたくさん言ってくれる人ですが、
私は彼が初カレだし、毎回ドキドキしてしまって私から伝えることが中々できません。

私も言いたい。
私も同じこと思ってるのに、

でもやっぱり恥ずかしくていつも照れて終わります。

が、ある日、
彼が私にラブコールをしてくれている時に、
何故か私の番になり、そこから愛してるよゲームの大好きだよバージョンになりました。

『大好きやよ、』(小声)←恥ずかしい

「聞こえんよ」←楽しそう

『大好きやけん!』←恥ずかしさMAX

「もーいっかい」←ニヤニヤ


彼はニヤニヤしてこの状況を楽しんでいるようでした。
私は緊張で心臓がとれそうなのに……、


『大好き……なんよ?』←恥ずかしさ超超超MAX

「可愛いなぁ、」←1枚上手


彼が勝つ気しかしなくなり、
どうしようかと考えるよりも先に勝ちたいという気の方が勝ってしまって


『あいしとーけん!(愛してるよ)』


とすごく大胆なことを言ってしまいました。
でも本心です。


言ったあとに気付いて、
恥ずかしさで顔から火が出るということはこういう事かと思って彼の方をちらっと見ると、

彼も同じくらい顔が真っ赤になっていて、
目が点になっていました。


何も言わない彼に

『ほ、ホントやもん……、』


と言うと、ガバッと抱きつかれ
苦しいくらいぎゅーされました。


「可愛すぎる、ほんま今こっち見んといて」


そんな彼を見るのは初めてで嬉しくて、

調子にのった私は、帰りの電車に乗る前に



『あ!なぁなぁ、』

「ん?」

『好き』


不意に別れ際にそう言って電車に乗ると、
彼からメッセージが来て、


「やったな笑」
「俺の方が 私 の事好きやで。」
「好きの大きさは絶対俺には勝てんからな!笑」


やっぱり彼は一枚上手でした。



帰りの電車ですが、キュンキュンして
顔がずっとにやけていたと思います笑

written by あいす

エピソード投稿者

あいす

投稿エピ 6