名前から始まった恋

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私の名前は、佐藤七海です。
大学に入学してすぐ、近所のスポーツジムでアルバイトを始めました。

そんな中、いつも気さくに話しかけてくれるおじさんスタッフの田中さんがいました。

田中さんから
「シフトはいつもちゃうけど、お前と同じ大学1年で同じタイミングで入ったスタッフのやつに安海智っちゅう奴おんねん。海海コンビや!運命やない?!!」
という謎の冷やかし(?)をよく言われていましたが、会ったこともなかったので、“安海くん”っていう人がいるんだなというくらいの認識でした。笑


そんなある日、ついにそんな彼とご対面したのです


休憩室でたまたま会った時のこと…


智「安海智です。こんにちは。」

七海「佐藤七海です。あなたが安海くん!?」

智「あなたが佐藤さん笑 田中さんからよく話を聞いていました、よろしくお願いします笑笑」

七海「名前に海が2人とも入ってますねなかよくしてください…笑笑」


そんな会話で私たちは始まりました。

 
もちろん仲良くなりたいと思っていたので、初めて会ったのにも関わらず、私は一方的にその場でたくさん話してしまいました。

「私何部だったと思います?/なんかスポーツやってたんですか?/私の好きなアイドルと同じ名前ですね〜♡」
などなど…笑笑


しかし彼は、嫌な顔一つせず、一個一個の質問に笑顔で答えてくれ、すごく聞き上手でした。

素敵ないい人だな〜と言うのが第一印象でした。



そこからシフトが奇跡的に被る日が増えたり、連絡先を交換したり、お出かけしに行ったり…と徐々に交流が増え、


何度目かのデートの時に彼から告白されました。





その彼とはもう2年以上付き合っていますが、優しくて笑顔が素敵で、聞き上手なところはいつまで変わっていません。とっても大好きなところです。


偶然にも名前が私たちを巡り合わせてくれたような気がして…自分の名前が七海でよかったな〜と思っています!
(田中さんにも少なからず感謝♡笑)



まだ気が早いけど、結婚したら苗字と名前に海が2つ入ってしまうこと…それはそれで複雑な気持ちです笑


(すべて仮名です)

written by きいろたろう

エピソード投稿者

きいろたろう

女性 投稿エピ 1