悲しい片想いの思い出

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私には保育園の時からの幼なじみの男の子がいました。彼とは、家が目の前ということもあり小学生の頃よく一緒に帰ったり、下の名前で呼び合うなどとても仲の良い友達でした。
それが、『片想いの相手』に変わったのは中学1年生のことです。彼は特別かっこいいということも無く、スポーツがすごく得意というわけでもありません。しかし、彼と喋っているうちにいつのまにか『好き』という感情になっていました。そんな時、彼には彼女がいることを知りました。まったく顔も知らない他の学校の生徒でした。しかし、私はやっぱり彼のことを諦めることが出来ず、一度は告白しようと決心をしましたが、いざその日になると勇気が出ず告白はできませんでした。
それから、しばらくたち彼と私は話さなくなりました。そのうち、彼は私を避けるようになりました。まったく心当たりのない私は何故避けられているのか何度も一人で悩みました。寝れない日や泣いた日もありました。そして、彼とはどんどん離れていきました。
それから日が過ぎ、私は中学2年生になりました。彼とはクラスが離れ、彼への『好き』という気持ちはいつの間にか消えていました。
私は今でも彼の姿を見る度にこの悲しい恋を思い出し、元の仲に戻りたいと願っています。

written by ゆーこ

エピソード投稿者

ゆーこ

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