忘れられない初恋

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中学3年生の春、柔道の試合が我が校で開催され、
私たち新体操部員が審査員される先生方のお茶汲みを任されました。
柔道には全く興味がなかったのですが他校の柔道部部員に一目惚れしました。
なんとか名字だけを知り、その後は何もなく顔と名前だけずっと心に残っていました。
高校受験の時に緊張しながらも周りをチラッと見ると斜め前にあの柔道部の彼がいました。すごく胸が高鳴ったのを15年経った今でも覚えています。無事に私は志望校を合格して入学式の日のクラス分け表の中に彼の名字を必死に探しました。
同じクラスにはなかったのですが隣のクラスに彼の名前がありました。彼も合格していたのです。毎日目で追う日が続いてましたが彼はモテていてすぐ彼女が出来ていました。私は恥ずかしがり屋で話しかけることが出来ず彼の彼女とは友達だったことから彼の話を聞きものすごく羨ましかったです。
高校2年生の時同じクラスになったものの話す機会がなくまた同じクラスの3年生になりました。
私にも彼氏ができました。
夏に体育祭があるのですが同じ班になり彼は応援団長、私は応援団で夜に応援団みんなで集まり練習をして話せるようになりました。
お互い付き合っている人がいたのですが、
私にとっては凄く楽しくて彼と話せるのが嬉しかったです。
そのまま卒業して一度も会ってませんが今でもずっと心に残っている彼です。

written by あゆみ

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あゆみ

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