高校2年の文化祭のとき、友達のおかげで知り合った、ある男の子がいます。
知り合った当初はクラスも階も違ったので、すれ違う度に名前を呼んだり挨拶する程度で、昼休みにはよく廊下でお話もするようにもなりました。
最初は「女友達みたいで話しやすい」って思っていました。
ある日、その友達がインフルエンザにかかり仲良かった女友達と彼の3人でお見舞いに行くことに。
ふとした時の彼の行動に「優しいな」「こんな人が彼氏だったらな」と思うことがありました。
でも「いや、まあ女友達みたいなものだから」って、
恋心を抱き始めていたことを見て見ぬふりしました。
そしてその3人でよく遊ぶようになり、ディズニーに行くことになりました。
アトラクションに乗って叫びまくって、笑って、美味しいものを食べて、大雨に降られながらすっごく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
帰りの電車で私と彼は立って女友達が座っていたのですが、ウトウトしていた私の頭を彼がそっと彼の肩に乗せてくれたんです。
ドキドキしながらも、(いい匂いするなあ)って思いながら立って寝たことを覚えています(笑)
ディズニーの帰りから、女友達のように接していたその男の子のことが、いつの間にか好きになっていたことに気づきました。
付き合ってもないのに、私のバイトが終わったあと、
会いたいからって彼が会いに来てくれたこともありました。その時寒いって私が彼にふざけてハグしたりおんぶし合ったりしてました。彼が私のことが好きだとは知らずに.......
そして何度か3人で映画見たり遊んだり、彼と2人で海に行って遊んだりして1ヶ月がたった頃。
放課後彼に「また海に行こう」と言われ海に行くことに。
日も落ち真っ暗な浜辺で「寒いね」「綺麗だね」って2人で言いながら座っていたら、彼が急に立ちあがったんです。つられて私も立ったらハグされて。
「あのさ、順番色々間違えたけどさ、俺、お前の事好きだから」とまさかの告白で。
心臓バックバクしながら「私も好き」って言ったら「ああ~~恥ずかしい」って照れながらさっきより強く抱きしめられました。
今でも忘れられないあのドキドキ。
告白されてから半年以上経ちました。
今ではお泊まりで大好きな彼の匂いに包まれながら寝るほどの幸せ者に、、!
お互い進路にバイトに忙しい日々を過ごしています。
written by えくぼちゃん
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