最初で最後の誕生日プレゼント

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この話は俺が高校生の時の話

俺は軽度の知的障がい者で養護学校に通ってたそして初めて出来た彼女が居た
彼女は普通の子で障がい者の俺にとっても優しく周りにも気配り上手な子だった
出会いは幼稚園の頃俺は最初は何とも思ってなく気づかない内に好きになってたでもその時は彼女の事虐めてた
もうすぐ卒園って時に俺は引っ越しをする事になり最後の登校日俺は彼女に今まで虐めてた事と好きだった事を言うつもりでグランドに呼んだでも恥ずかしくなり謝ることしか出来なかった
そして時が過ぎ俺は高校生になった
高校の初めての夏休みに中学時代の友達と遊びに行った帰りにふと女の子に声かけられた俺がどちら様って聞いたその女の子は○○幼稚園に通ってた○○だよ俺は最初誰だかわからず女の子が貴方に虐められてた○○だよって言われやっと思い出した
それからしばらくして俺は彼女に告白した
夏休み中家の手伝いをしながら彼女と色んな所に遊びに行って写真を撮ったりもした
高校の時のクリスマス俺は彼女が欲しがったてたペンダントを渡し彼女は俺に自分がデザインしたペンダントをくれ幸せなクリスマスを過ごした

高校2年の俺の誕生日の日俺は部活に出て午後から彼女と彼女の親と俺の誕生日を祝ってくれるそして初めてのお泊りだった


でもそれは叶わなかった
彼女は部活終わりの俺を迎えに行く途中で居眠り運転にひかれ16歳という若さでこの世から居なくなった
俺は彼女の死に目には会えなかった俺は沢山沢山泣いた泣き止んだら彼女の父親から彼女のさいしょで最後の誕生日プレゼントを貰った
プレゼントを開けてみたら彼女が作ったクッキーとメッセージカードだったカードにはずっとずっと一緒にいようねっとかかれまた俺は泣いたそして最初で最後のキスをした初めてのキスはとても冷たかった

彼女の葬式には行けなかった
彼女の母親から人殺しと言われ罵られ娘を返せと言われ俺は両親から娘を奪ったんだっと思うと俺は両親から離れた
俺が高校卒業して十数年経った頃彼女の母親から一通の手紙が届いた俺は怖かったけど手紙を読んだ
内容はあの時はごめんなさいっと謝罪文だったそれともう長くないっという手紙だった
俺は手紙を握り締め泣いてしまった

俺は今でも彼女が忘れられず彼女が好きで誰とも付き合っていない
俺は生涯誰とも付き合わないだろう

written by ロキ

エピソード投稿者

ロキ

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