これは、私が高校受験の時に通っていた塾のY先生との話です。
冬期講習で入った私は、担当の先生が決まらず色んな方に担当をしてもらってたのですが、Y先生だけ担当にならず冬期講習が終わってしまいました。そこで私は「この先生とは話ができない。苦手なタイプだ。」と勝手に決めつけ距離を置いていました。
冬期講習から2週間が経った日、私の担当の先生が休みで代わりで担当してくれたのがY先生でした。個別指導塾なので、その時は「うわ、まじか。どうしよう。」と思いました。
しかし、私に分かるように一生懸命説明を考えたり、「大丈夫?分かる?」と何度も聞いてくれるのを見て、私の勘違いだと気づきました。
それからは、私の担当の先生はY先生になり、生徒の中で1番仲良くなった自信があります!笑
そして、無事、第一志望校に合格しその報告をしに塾へ行った時。Y先生は1番に私のとこへ来てくれて、すっごい笑顔で「おめでとう!」と言ってくれました。凄く嬉しかったです!
ですが、高校に合格した私は、塾をやめることをY先生に伝えました。初めは「俺が高校の勉強も教えるよ。あと1年おってよ。」と言われてましたが、結局辞めることになり、私はY先生に手紙を渡しました。
そして、塾へ行く最後の日。帰りたくないと思いながらも帰る時間はどんどん近づいてきました。
そして、帰る時間になり他の先生にも最後の挨拶をした時。「まって!」とY先生が来ました。そして、「手紙ありがとう。返事書いたから帰って読んでね。」と手紙をくれました。そして、「俺、〇〇の将来とかさ、高校での話とか聞きたいから連絡先交換しよ。」と言われ交換しました。私も交換したいと思っていたのですが、私からは言えず。そのまま帰ろうとしていたので凄く嬉しかったです!
そして、その日の帰りの車で、手紙を読みました。そこには「俺の担当した生徒の中で〇〇は1番の生徒やったよ。大学の勉強で辛い時も、〇〇が受験勉強頑張ってるか俺も頑張ろうと思えた。ありがとう。」と書いてあり、車の中で大号泣しました。
それからは、色々あって今は連絡を取っていません。好きだった気持ちは伝えれませんでしたが、先生の1番の生徒になれたことが、今でも嬉しく思います。
受験生でしたが、Y先生との3ヶ月が中学生の私にとって1番の青春でした!!
written by わらびもち。
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