伝えられなかった恋心の行方

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まだ、ラインもメールも普及していなかったあの日私は、初恋の人に想いを告げられないまま卒業とともに、引っ越しをしました。
告白は、しなかったものの両思いなのは間違いなく運動神経抜群で、野球が大好きで笑顔がまぶしい彼のことが、小学三年生のとき、隣の席になってからずっとずっと大好きでした。
昼休みはもちろん一緒。帰りはわざと習い事を毎日いれて二人で帰っていました。
六年生になったころ、クラスのボス的存在の女の子に、「私まーくんが好きになったからまーくん好きにならないでね!」と宣言されました。その日から女子に無視をされ私は、卒業まで仲間はずしに、あいました。
そんな中でも彼は一緒にいてくれたのに私は、だんだんと自分に自信もなくなり、彼とも距離をおくことに。

転校先でも彼のことがわすれられないまま、高校生の夏になろうとしていたとき、新聞に大きく彼の写真が!!甲子園期待の星!!まさしく彼です!!
私は、親がいないのを確認して彼の家に電話をしました!!
奇跡的に彼が電話にでて、私は、おめでとう‼️を伝えました。少し近況報告をしたかな、、

なんでこのとき、想いを告げなかったんだろう
なんで、このとき会いに行く勇気がなかったんだろう。
伝えられなかった恋心はどこにいくんだろう。
後悔の二文字しかありません。
SNSが普及して、彼の名前を模索するも繋がらず、小学校の同窓会はなかなかなくて、
会えるのは夢の中でシルエットだけ。もしどこかで彼に逢えたとしたら、
次こそは、ずっとずっとずっと凄く好きだったんだよ。と伝えたいです。

written by ぽち

エピソード投稿者

ぽち

秘密 投稿エピ 3

アラフォーです。