中学の時好きだった彼は学年1の秀才でした。野球部のキャプテンで、いつも男子の中心には彼がいました。モテ要素満載の彼ですが、ちょっとぽっちゃり体系で女子とは話せない性格。ですが、女子慣れしていない彼と男っぽい私はいつも野球のトークで大盛り上がり。喧嘩したり、テストの点を競ったり。高校が別々になると知り、相棒みたいな関係を壊すために卒業式に彼に手紙で告白。付き合えることになってからも関係は変わらず、それどころか嫌われたくなくて素を出せずに喧嘩もできなくなりました。別々の高校に進学して会える頻度が減って別れてからも、中学の頃の彼の言葉や思い出を糧にいろんなことを乗り越えれました。別れてからも中学のメンバーで集まったり、彼の野球の試合を観に行ったり。彼との時間を思い出して高校生活つらいことを乗り越えられました。
そんな私は、大学進学を機に地元を離れて一人暮らしをすることに。しばらく経って、ホームシックになりかけた時、中学からの親友からパンパンに詰まった封筒が届きました。
中には沢山の人からの応援のメッセージが。先生や部活の仲間、後輩たち、中学の頃の友達。泣きながらページをめくると1番最後に彼からのメッセージが。「頑張れよ。俺も頑張るから」その言葉を糧に今も頑張ってます。
written by にーな
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