忘れられない一言

コンテンツ名とURLをコピーする

これは小学生3年生の頃のお話です。

当時同じクラスで席替えをする度に
近くの席になる男の子に片想いしていました。
彼は誰にでもとっても優しい性格で、
サッカー大好きな男の子でしたが、
一方私は、昔から恥ずかしい事があると
すぐ冗談を言ってはぐらかしてしまう
最強に奥手な、よくいる小学生男子と同じ性格で、
彼のことが大好きだけど
自分から伝えることもできなければ、
彼がたくさん話し掛けてくれてるのに
意識しすぎて避けてしまったり、、、
といつもそんな感じ。
そんな私に懲りもせず、
毎日話し掛けてくれる優しい彼でした。
ある日将来の夢について話していました。
当時の彼の夢はサッカー選手で
かっこいいな~とか考えながら、
いつも通り「ふーん」と興味なさそうに演じる私(笑)
そんな彼が不意に
「俺がサッカー選手になったら1番のファンになってね」
と言ってくれたのです!
しっかり聞こえていたのですが、
奥手な私は思わず
「え?なに?」
と聞き返してしまい、
彼は顔を赤らめて照れながら「何でもない」
と言ってその会話は終わってしまいました。
それを見て私も顔が赤くなったのを今でも覚えています(笑)

その翌年、彼は違う学校に転校してしまい
会うことはなくなってしまいました。
この時代になった今、
16年越しにSNSで繋がったのですが、
彼には彼女さんがいて、
私は結婚し、旦那と3歳の息子がいます。
今はお互い幸せなので良かったけど、
あの時私がはぐらかさなければ~~~
とちょっぴり甘酸っぱい忘れられない思い出です(*^^*)

written by mimimi

エピソード投稿者

mimimi

投稿エピ 1