忘れられない気持ち

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彼女と初めて会ったのは高校生の時。
いつも遊んでいたグループの友達が
一緒に連れてきた。
最初はよく笑う優しい子のイメージだった。

それからはよくいつものグループと
その子も一緒に遊んでいた。

受験が終わり大学生になって
より会う機会が増えていた。

好きなアーティストが同じで
2人で縛りカラオケも行ったりCDを貸してくれたりしていた。
趣味も合うし、感覚も似ていた気がした。
自然と惹かれていたんだと思う。

ほぼ毎日、色んなSNSで連絡を取っていた。

ある日別の男の子と出かけるのをみて
なんだかもやっとした。

あー好きなんだ。って初めて自覚した。

その子はモテるので自分には手の届かない人って勝手に決めつけて仲良い友達のポジションで傷つかないようにしていた。

ある日の夜、恋愛の話になり好きな人がいると。

正直聞きたくなかったけど、誰々と追及した。
私「〇〇?〇〇?」
彼女「違う違う笑 聞いても知らない人かもよ」
私「いいよ、名前だけでも知りたい」
と永遠にやりとりしていたと思う笑
⇨本当は聞きたくない。でも決着をつけられるとずるい気持ちもあった。
彼女「、、もう君(私名前)しかいなくない?」
私「本当に!?俺も好きなんだ」
まさかの結末に本当に嬉しかった。

付き合うことになったが結論から言うと
4ヶ月ほどでお別れすることになった。

彼女が海外に行くからだ。
自分を変える為にいく、そんな私を待っていて欲しくないと。
彼女の意見を尊重しすぎて別れを受け入れてしまった。

あれから8年。今でもよく思う。
諦めないで自分の気持ちを全て伝えないと後悔するって。
今も彼女の笑顔に会う度、心の奥が苦しくなる。

written by うたかた

エピソード投稿者

うたかた

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