ギャップで恋に落ちた瞬間

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私には、自分のことをかわいがってくれるお兄ちゃんの様な三個上の大学の先輩がいました。その先輩も含め数人で遊ぶことが多く、私のことをよくからかってきたので、年下の後輩として見ているんだな〜と思い、私も先輩をおもしろくて優しい先輩として見ていて、恋愛感情はこれっぽっちも抱いていませんでした。
その先輩は普段眼鏡で、髪もセットしないので外見にはこだわらないのかな〜と思っていました。あるとき一瞬メガネを外したとき、少しかっこいいと思ったので、「メガネない方がかっこいいですよ〜」と私は言いました。先輩は、「コンタクトは目が疲れるから絶対いや〜」と言い、そこでは笑って終わりました。
あるとき2人で動物園に行こう!となり、私は動物が大好きなのもあって、純粋にその日を楽しみにしていました。家の前まで車で迎えにきてくれると言われたので、家の前で待っていると車が到着して、乗り込もうとするとそこには髪もちゃんとセットして、メガネをかけていないコンタクト姿の先輩がいました。私がメガネがない方がかっこいいと言っていたのを覚えていてくれて、あんなに嫌と言っていたコンタクトで来てくれたことが嬉しかったです。
いつもと違う先輩を見たその瞬間、なぜか異常に緊張してしまい、それが恋だと気づくのにそう時間はかかりませんでした。これが私の、恋に落ちた瞬間です。
先輩にはその後告白され、今では私の大好きな優しくて自慢の彼氏です。

written by きりん

エピソード投稿者

きりん

女性 投稿エピ 1

いつもマンガ楽しく拝見させていただいています! マンガ化よろしくお願いします:)