これは私が高校1年の冬から数ヶ月ですがお付き合いをした男の子とのお話です
季節はまだ寒い冬の終わり、私はしつこい元彼のストーカーに悩みながらM君とお付き合いしていました
M君は優しくて笑顔がクシャッとしていて、スポーツも万能
自慢の彼でした
そんなある日、私の住んでいるアパートの駐車場でピンポンに出ないことに怒った元彼が号泣していたのです
近所迷惑だし怖いので、帰ってもらうために公園で話をすることにしたのですが
何がなんでもよりを戻せと帰ってくれませんでした
急いで出てきた私は薄着だったため冬の風で身体は冷えていました
そんな時M君から部活が終わった、とLINEが来たため少しばかりことの事情を説明すると「今から急いでいく」と
M君の家は私の家から5分もかからないのですがまだ家にも着いていないし、部活おわりで疲れているので軽く断りました
ですが元彼に迫られているうちに走ってMくんが来てくれました
彼の手にはいつもM君が着ているコート。
そのコートを私の肩にそっと掛けてくれました。
そんな優しい彼に照れていると、元彼がキレて走ってどこかへ行ってしまいました
そんな元彼にM君は「せっかく会えたのだからちゃんと話をしたい」と私に言い
「ゆずはここにいてね」と元彼を追いかけて話し合ってくれました
戻ってきたM君は「もう大丈夫だよ」といつものクシャッとした笑顔で私を暖めてくれたのでした
今は別々の道を歩んではいるものの、素敵な彼との思い出です
written by ゆず
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