わたしには好きな人がいます。
その彼には、転校先の学校で名前順が前後で
よく後ろを向いて話しかけてくれました。
わたしと好きな漫画のジャンルが合い、
学校に慣れてきてからも「情報交換」と称して
よく話していました。
そのうちに彼、私、友達、彼の友達といつメンになり、
楽しく過ごしていました。
彼はすごくかわいいくかっこよく、モテてもいたので
私は想いを伝えることは断念していました。
後期生徒会の選挙が近づき、彼は生徒会長に立候補。
彼から「副会長なって」と懇願されましたが、
私は恥ずかしいのと前々から立っていた私と彼が
付き合っているという噂が生徒会長になるであろう彼に
迷惑をかけたくもなく、立候補はしませんでした。
1週間後。
所属している吹奏楽部でその彼のことを
からかわれていると、バスケ部の内周をしていた彼が
音楽室にひょっこり。
「そいつが俺の事どう思ってるかは知らんが
俺はそいつのこと好きだから。」
そのあと、無事付き合っています。
written by みお
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