彼の匂いに包まれたカーディガン

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私の好きな人は1つ上の大学生で、この間お出かけをしました。

私と彼は元々仲が良かったのですが、それはあくまでも彼にとっては先輩と後輩としてだったらしく、彼に彼女が出来てしまった為会えていませんでした。

しかし2ヶ月程前、彼は彼女と別れて、私に「車の免許取ったから乗せてあげる」と言ってくれました。

お出かけの日、お昼後2人とも眠く、ゆっくり出来るだろうとカラオケへ行きました。

彼が何曲か歌ったあと「ちょっとだけ寝てもいい?」と言われたので「疲れたもんね、いいよ。私のカーディガン枕代わりに使う?」と聞くと「使う」といい、私のすぐ隣で寝ました。

彼の髪の毛が綺麗で「触ってもいい?」と聞くと触らせてくれた時、彼と目が合いました。
少し見つめたあと私は目を逸らしてしまいました。
そして彼はカーディガンの匂いを嗅いで「いい匂いする、近くにいてもいい匂い」と言いました。

その後彼は起き、家まで送ってくれましたが、
カーディガンを嗅ぐと彼の匂いで目が合ったことを思い出してはドキドキしてしまいます。

written by るるり

エピソード投稿者

るるり

女性 投稿エピ 4

高校生です。 過去や今のことを投稿します。