何気ない一言で…

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1年間付き合っている彼とは地元のバイト先で出会いました。
初めてあった時からカッコよくて、なんとか仲良くなりたかったのを覚えています笑
彼は私の友人の同級生で、私は彼のいとこの同級生と言うことがのちのち分かり、少しずつ話をするようになりました。
なんとなく目で追うようになって、彼の行動を意識して見ていました。
飲食店なのですが彼はキッチンで、
ピーク時忙しくて社員の方に理不尽に当たられたり、急かされても顔色ひとつ変えず「はい!」と落ち着いて確実に行動していました。
新しくバイトに入って不安そうにしているバイトさんに自分から声をかけて緊張を解してあげていたり、自分も仕事量が多く大変なのにお願いした事を最初にしてくれたり、ホールの人が気づかない事(ライスがなくなる前に変えてくれる、グラス、お冷の補充)を頼む前ににやってくれていたり、いつもみんなが嫌がるような汚い場所の掃除を率先して行っていました。
私はものすごく心が広くて、周りに目を配れる人だなぁっと好意を持っていました。
とある日、いつもの様に忙しいランチタイムを終えた後、何気なくグラスを洗っている彼にちょっかいをかけに行きました。
キッチンとホールには段差があり、ホールに出ると1段低くなるような感じです。
私はホールからキッチンにいる彼に声をかけて、
「今日も忙しかったねぇ〜」「疲れたぁ」
「何さぼっとるの?笑」「さぼってねーやん!グラス洗っとるやろ笑」
みたいな…なにげない会話をしていました。
あまり意識していなかったのですが、私が黙って彼の顔をじっと眺める瞬間があったんです。
確か私はイケメンやなぁ…と思っていた気が…笑
その時彼が照れたような困った様な笑顔で
「なにっ?」って
その笑顔があまりに可愛らしく、何故だかその一瞬、たった一言で私は恋に落ちました。
「あ、だめだ、私この人の事すきだぁ…」その時の感情を今でもよく覚えています。
私が猛アタックして、彼からの告白で付き合う様になりました。
彼の優しさ、心の広さをとても尊敬しています。


written by ミオ

エピソード投稿者

ミオ

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