一目惚れ

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高校2年生の時焼肉屋さんでアルバイトをしていました。
働き始めて仕事にも慣れてきた頃、入り口のチャイムが鳴って「いらっしゃいませー!」と言いながら入り口を見ると、そこには私好みな男の人が立っていました。
金髪 短髪 ピアス きつね顔 どタイプでした。
その日初めて一目惚れをしたんです。
他のお客様と変わらない対応をしながら暇さえあればそのお客様を見てしまっていました。
その人は仕事場の先輩と来ていたらしく楽しそうに焼肉を食べていました。
そのお客様が帰る時先輩に「ご馳走様です」と礼儀正しくしているのを見て「あ、いい人だ。」って思いました。
お客様が帰ったあとオーナーに「あの子イケメンだしいいじゃん!狙えばー??」と言われましたが「いやいやー。そんな無理ですよー?」と返してました。

2日後
またその人が来てくれたんです!
私は嬉しくてにやけてしまいました(笑)
また先輩と来ていたのですがこの日は先輩とその男の人の2人でした。
私はもう恋をしていたので料理を出す時も緊張して変な汗をかいたのを覚えています。
お客様が何組か帰ってそのお客様達だけになったとき、私はバッシングをしていたのですが、後ろから足音が聞こえて(なんだろう)と思って振り向いたら、そのお客様が緊張した顔をして立っていました。
「あ、あの、これよかったら、、、」と手渡されたのは、箸入れに自分の名前と電話番号を書いた紙でした。
私は嬉しさ反面びっくりして、
「あ!ありがとうございます と、登録しときますね。。」とカミカミでした?
バイトから帰ってその番号をすぐ登録してショートメールを送りました。
すぐ返信が返ってきて会話を続け、2人で焼肉を食べに行くことになりました。
絶対また焼肉かよと思ったと思いますが受け入れてくれました(笑)
焼肉を食べたあとはカフェに行ってデザートを食べて帰りました。

11/1
私は学校の用事が朝早くにあったので早起きしていました。
朝いつも通りLINEをしていると
「話したいことあるんだけど早く家出れる?」と言われたので「うん!大丈夫だよ」と返して近くの公園で待ち合わせをしました。
公園に着くとそこにはもう彼がバイクで来ていて
「なにー?話って」と聞くと「あ、あのさ?付き合お」と言ってくれました。
断る理由がなかったので「よろしくお願いします」と言ってお付き合いが始まりました。
学校に行かなくちゃ行けなかったのですぐバイバイしましたが、バイクのエンジン音や乗ってる姿を見てにやにやしたのを覚えています(笑)

今どき紙に自分の名前と電話番号を書いて渡されるなんて思ってもいなかったので、なんか面白かったです(笑)

別れても今ではいい友達になれてるのでよかったかなと思います。

written by け い な

エピソード投稿者

け い な

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