彼なりの優しい行動

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今日は運動会の予行練習の日でした。
私は中学一年生の頃からずっと運動会に力を入れ続けてきて、中学三年生になった今でもその情熱は消えていません。
運動会の予行練習とはいえ、この予行練習でうちの学校が毎年一学年から一組だけ選ばれ、運動会当日で他学年とぶつかり合う大事な日です。
もちろんその出場する一組は実際に綱引きをして決めます。正直勝てる気しかしませんでした。ですが、勝ちたいという気持ちだけではいけなかったようで、残念な結果に終わってしまいました。皆悔しいのに、頑張って「いや、負けた訳じゃない」と言って励ましあっていました。でも私はそんな言葉を聞けば聞くほど悔しくて悔しくて最終的には自分の席に戻ってから泣き崩れてしまいました。「負けてない、負けてない」と自己暗示をかければかけるほど涙は溢れるばかりでただ私は涙を止める方法ばかりを探っていました。そんな時、右に人の気配を感じました。右方向を向くと、そこには私の好きな彼がいました。彼は慰めたり励ましたりすることが苦手なので言葉は何も口にしませんでしたが、私が泣き止むまでずっとそばにいてくれました。
もしかしたら、私は彼のそういう所に惚れたのかもしてません。

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女性 投稿エピ 19