私のために彼がとってくれた行動

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高校一年生の私は絶賛生理中。つまり超わがままモード。
彼氏が部活終わりに連絡をくれた。私はどうしようもなく彼氏に会いたくなって、「今どこ?会いにいく」とわがままを言いました。彼氏は「今生理でしょ?危ないし、外雷なっててちょっと怖いんだけど」と、諦めてる感じ。それでも私は「やだ、会うの。今日家に誰もいないから寂しいの」とわがままを言い続けました。すると彼は「じゃあ家でまってて。急いで会いにいく」と言ってくれました。彼氏を待っているとインターホンがなり、私の住むマンションのエントランスに来てくれていた。私は嬉しくて彼氏を迎えに行こうと軽く準備をして玄関をでました。玄関を出た先には目の前に彼氏が汗だくで息を切らして立っていました。そして笑顔で「会いに来たよ」と。
私は驚きで固まってしまいました。まさかそんな汗だくで息切らして来るとは思ってなかったんです。そんな私を彼氏は優しく抱きしめてくれました。彼に抱きしめられて安心感でいっぱいになっていると空が雷の影響で光っていました。それを見て私は気付きました。彼氏は雷も高いところも苦手なのにわざわざ雷が光っている中私の部屋がある10階まで来てくれたということに。しかも汗だくで息切らして。そして私のことを抱きしめて優しく頭を撫でて「もう大丈夫だからね」と言ってくれていました。こんなに私のために何かしてくれた人が今までいなくて嬉しくて嬉しくて思い切り泣いてしまいました。「ありがとうありがとう」って何度も泣きながら言っていると彼氏が私の好きな棒付きキャンディを「これあげる」と渡してくれました。そして、「僕は(私の名前)のためならなんでもするよ。会いに来てって言うならどこにでも会いにいくよ。(私の名前)のためなら雷も高いところも怖くないよ。僕の前で我慢しないで素直に泣いてくれてありがとう。嬉しい。愛してるよ」と言ってくれました。彼がすごくかっこよくて、もっと好きになりました。

written by 神無

エピソード投稿者

神無

女性 投稿エピ 4