寝たふり

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彼氏とピクニックをしている時に起こった出来事です。
なんか眠くなってきたような、でも眠くないような、そんな微妙な眠気を感じてきた時に彼氏が「眠い?昼寝しよっか」と言ってくれました。でもすんなり寝れるほどではなかったので寝たふりをしてみようっていう考えに至りました。

普段はクール雰囲気な彼氏が私を寝たと思い込んだのでしょうか、目を閉じて数分するとハグしてきました。聞こえてないとわかっていても「苦しくない?大丈夫?」と語りかけてきたり、飛行機の音がしてきたら静かになるまで私が音で起きないように耳をおさえてくれたりしました。

思わず「好き」と言ってしまった私。寝言だと思い込んだのか、寝たふりがバレていたのかはわかりませんが、くすっと笑って「俺も好きだよ」と囁いてくれました。

たまには寝たふりもいいなって思ったピクニックです。

written by 如月六花

エピソード投稿者

如月六花

秘密 投稿エピ 1