私たち夫婦は出会って2ヶ月で入籍しました。
出会いは偶然でしたが
同い年ということもあり
すぐに意気投合し
出会ってからの毎日は
仕事終わりに待ち合わせをし
毎日夜遅くから朝日が昇るまで
他愛もない話をしたり
こんな結婚生活が理想で
こんな結婚式をしたいなど
お互いの理想の話を語り合ったり
ペットボトルのホットココアを探して
コンビニを17件まわったり
小さなことでも毎日楽しくて
寝る間もなく毎日遊んでいたので
日中お互いに仕事は眠い目を擦りあって
また今夜会えるかなとわくわくしながら
仕事をしていました。
出会って3日目のこと
私が扁桃腺が腫れあがり発熱をすると
いつものように会いに来た彼が
一人暮らしだから心配!と
そのまま彼の実家に連れて行かれ
初対面の彼ママにまさかの看病してもらいました
それからというもの毎日彼の実家にお世話になり
彼ママから「いつから付き合ってるの?」
と何気なく会話の流れで聞かれました。
実はこの時、私には彼氏がいました。
正直もう別れようかなと思っていた時に
彼に出会い、彼にも彼氏がいることは伝えていました。
彼は正直に、私に彼氏がいて
別れを考えていることを
彼ママに伝えてくれました
こんなこと彼ママに言ったら
可愛がってもらっていたのに引かれるだろうなと思っていましたが
「頑張って彼女にするのよ」と
彼を応援していました
改めてこの人とちゃんと向かい合いたいと強く思い、私は当時の彼氏との別れを決めました。
彼はここで待ってるからと
近くの駐車場で待機してくれており
私の背中を押してくれました
私は彼の家に行き
泣き噦りながらも気持ちを伝え
大好きだけど、一緒にやっていける未来がみえない、好きだけじゃどうしようもできないことがある。
ここまで人を愛する気持ちを教えてくれた
彼には感謝でいっぱいですが
私は彼氏にさよならを告げて
彼の待つ駐車場へ戻りました。
そこからは涙が止まらずに
ひたすらに泣きましたが
そんな私をずっと隣で慰めてくれた彼。
私はこの人との未来を見てみたい。
朝まで語り合った理想の未来を見てみたいと
私は彼の恋人になりたいと思いを抱き
その後、夜景の綺麗なベンチで彼から
「結婚を前提に俺と付き合ってください」と
指輪を差し出されました。
こうして私たちのお付き合いはスタートして
そしてここから2ヶ月後に入籍をしました。
written by ひよ
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